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中国広州支部設立大会開催

  鳳凰の花の盛りの季節、中国伝統の祝日端午の節句も過ぎた2013年6月13日、華南地域のそれぞれの都市に在住し、各業界で活躍する岡山大学の卒業生が、ここ中山大学の紫荊園ホテルに集まり、岡山大学中国華南地区同窓会支部の創立大会が開催されました。大会には光栄にも、日本国駐広州総領事の伊藤康一氏、領事の相原良江女史、岡山大学国際センター副センター長の田口教授および岡山大学留学生会同窓会会長の張紅教授のご臨席をいただきました。

  大会は広州商業学院教授李春植氏(元岡大文学部卒)の司会で、予備会議で推薦されていた会長、副会長、幹事長、幹事の各候補者、すなわち、佟君氏が会長、王燕、周林、胡習之各氏が副会長、胡習之氏は幹事長を兼任、鄭暁霞が幹事役としてそれぞれ選出され会場の拍手でもって承認されました。 会場では伊藤総領事の岡山大学同窓会中国華南地区同窓会支部の創立に対する祝辞の中で、氏自らが中国南京に留学された経歴や関西地区出身というご本人の略歴が紹介されたために、たちまち出席者との関係が近くなり、加えて、氏の気さくさ、優しさ、友愛に満ちた演説に対して皆さんからの熱烈な拍手が巻き起こり、また、総領事としては、目下の中日関係の背景の下で、この同窓会活動が中日の友好的な民間交流に発展することを望みたいとの切実なご要望が為されました。

  田口副センター長も岡山大学の代表として、対華南地区同窓会支部の創立に対する祝賀を述べられました。また、海外留学生同窓会の設立主旨および目的を紹介され、田口先生ご自身のお言葉として、同窓会の交流の場を利用して母校の知名度を高めるための提案や意見をリードしていくとの表明がありました。

  岡山大学留学生同窓会会長の張紅教授もまた対華南地区同窓会支部の創立に対して祝賀の意を表わされ、新しく選任された会長、副会長、幹事長、幹事一人ひとりを皆さんに紹介し、各位が予備会議以来熱心に設立に向けて作業されたことに対し感謝の意を表わし、同時に現在の岡山大学留学生同窓会の創立情況と海外留学生同窓会の規程を紹介され、また、皆さんが同窓会を十分に利用して国際、国内の同窓生間の科学技術や文化面での交流活動を進めるよう願うとの主旨を述べられました。

  新しく選出された華南地区同窓会会長の佟君教授が華南地区の同窓生各位を代表して簡単な挨拶をされ、伊藤総領事、相原領事、田口先生、張紅先生に対して、ご多忙の中、中山大学の紫荊園での華南地区同窓会支部の創立大会へ万障繰り合わせ参加いただいたことに対して感謝と歓迎の意を表わされました。また、華南地区同窓会支部が広東、海南、広西、福建の省・区をカバーするための初期の作業を総括したこと、ならびに次の段階での卒業生の作業と目標に関して出席された来賓ならびに同窓生に報告されました。 会場では、岡山大学同窓生規程と留学生のニュース報道を読み、同窓生各位の輝かしい活躍ぶりに触れたり、母校に対する懐かしい思いを蘇らせたりして、皆さんはたいへん興奮され、誇らしい気持を抱いておりました。会場の皆さんは母校が国際的に知名度を高めるために、また、母校の建設と発展のために最大の努力をすることで、母校から受けた育成の恩に報いたいと決意を新たにしておりました。

  設立会の事前には、周林副会長が華南地区同窓会支部のロゴマークと会旗に関するデザインと意義について皆さんに説明し、来賓と同窓生各位の共感を得られて、一同は次々会旗の下に集まり記念撮影を行ないました。

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