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タイの教育関係者らが教育学部附属学校園を視察 【岡山大学ホームページより転載】

  岡山市の教育現場を見学し、自国での教育に役立てようと9月12日、タイ王国・バンコクの教育関係者ら約40人が、本学教育学部附属幼稚園・小学校・中学校を訪れ、授業風景や各学校施設を視察しました。
  附属学校園では、幼稚園から中学校までの一貫教育を行っており、発達段階に応じた教育の工夫や教育学部の学生による授業実践(教育実習)や体験学習、教員同士の熱心な授業研究などが行われています。タイの教育関係者らは、英語や美術などの授業や図書室、給食室、遊戯室といった施設を見学。質疑応答では、クラス分けの方法や教員の研修について質問が集中し、本学教員が丁寧に回答しました。
  タイの教育関係者らからは、「子どもが生き生きと意欲的に生活していると感じた」、「校内は清掃が行き届き、勉強だけでなく生活面でも真面目に取り組んでいる」、「タイでは学習ばかり重視するが、教育関係者も親も意識改革が必要」といった感想があり、バンコク都教育局のクリッド・バチャラシリタム副局長は、「タイの子どもたちに、先進国である日本の学校の様子や教育について伝えたい」と話しました。
  本学教育学部附属学校園担当の大橋和正副学部長(大学院教育学研究科教授)は、「附属学校独特の教育方法や教育システムを観察し、タイでも大いに参考にしてもらいたい」と話していました。

【本件問い合わせ先】
教育学系事務部(附属学校園)
TEL:086-272-0201

美術の授業を見学するタイの教育関係者 幼稚園を見学
学校施設の視察 質問に答える大橋副学部長

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