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カンボジア支部設立大会

<カンボジア支部設立報告>

カンボジア支部長 セット・セン

 岡山大学国際同窓会カンボジア支部は、2015年12月23日、カンボジア・プノンペンで設立されました。設立大会は岡山大学協力のもとカンボジア国立教育大学(NIE)が企画・実施し、Hang Chuon Naronカンボジア教育大臣が来賓として出席されました。当日は岡山大学、日本大使館、王立プノンペン大学、環境省等からも来賓が多数出席、カンボジア同窓生と合わせて25名の出席者が支部設立を祝いました。

 カンボジア支部長に就任したソバンナNIE学長は、歓迎挨拶と支部会員の紹介の後、支部設立がカンボジア同窓生間そして岡山大学との協同の機会となり、カンボジアの人材育成に貢献することになると述べました。

 張紅国際同窓会会長は、カンボジア支部の設立を祝し、近い将来国際同窓会とカンボジア支部とが協力して多様な活動が展開されることを期待すると挨拶しました。次に森田岡山大学長が祝詞を述べ、カンボジアが国際同窓会の46番目の支部となったこと、国際同窓会はカンボジア同窓生に、母校および世界各国の同窓生とのネットワークを提供しますと力強い意見を述べました。日本大使館の津川公使も、祝辞とあわせ今後の支部の活動に期待を寄せました。

 設立大会の最後に、Hang Chuon Naronカンボジア教育大臣が、今回の支部設立が日本カンボジア間の教育等の分野での新たな協力関係構築につながると祝詞を述べました。また、日本政府に対し、多くのカンボジア学生に奨学金を支給して日本で学ぶ機会を与えてくれることに感謝を述べました。そして国際同窓会のネットワークをとおして、カンボジアの学生と研究者が知識と技術を高め、カンボジアの人材の核とだろうと述べました。最後に、日本大使館の奨学金支援によって、より多くのカンボジア留学生が岡山大学で学ぶことができるようになるだろうと期待を寄せました。Hang Chuon Naron大臣は正式に支部設立を宣言し、挨拶を終えました。

 支部設立大会は集合写真の撮影をもって終了し、参加者は和やかな雰囲気の中で夕食会を楽しみました。

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