本学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)は3月30日、遺伝子治療分野でのアジアにおける連携を目指す「第2回東アジア遺伝子治療推進懇話会」(主催:ICONT、清華大学健康科学基金(中国・北京))を岡山市内で開催しました。日本、中国、韓国の遺伝子治療に関わる研究機関や企業、薬事行政担当者、一般の方など約120人が参加。新医療の発展に向けた具体的な推進策を討議しました。
本学の山本進一研究担当理事があいさつし、遺伝子治療推進への期待と研究機関の取り組みを紹介。公文裕巳ICONTセンター長(本学大学院医歯薬学総合研究科教授)が、岡山大学病院での「がん治療遺伝子REIC」による前立腺がんを対象とした遺伝子治療臨床研究に関する最新の成果を発表し、REICを核とする東アジアにおける共同研究開発に向けた取り組みについて活発な意見交換を行いました。
【本件問い合わせ先】
岡山大学ナノバイオ標的医療イノベーションセンター(ICONT)戦略企画室
TEL:086-235-7548
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研究機関の取り組みを紹介する山本理事 | 研究の最新成果を発表する公文センター長 |