7月9日から本学で初等理数科教育について学ぶ「アフリカ地域初等理数科教授法改善コース」に参加しているアフリカ地域の教育関係者12人が11日、本学の森田潔学長を表敬訪問し、研修生を代表してレソト王国の数学専門官、マトバコ・セットシーツォ氏が意気込みを語りました。
本研修は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が主催する地域別研修の1つで、エチオピアやガーナなどアフリカ8カ国から小学校教員や教育省関係者が参加。研修生は本学教員の指導を受け、来日前に作成した算数・理科指導案を研修の中で改善し、教育学部附属小学校で授業を実践する予定です。
9日に行われた開講式には、本学の加賀勝教育学研究科長や田口雅弘国際センター副センター長、JICA中国の石川剛生研修事業課課長ら約25人が出席。田口副センター長が「初等教育は子どもたちや国の将来にとって重要。本研修が貴国の多くの学校で活用されることを期待している」とあいさつしました。
アフリカ地域では、就学率は向上しているものの、教育の質の改善が課題となっており、JICAが研修を実施しています。
【本件問い合わせ先】
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森田学長を表敬訪問した研修生ら