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中国北京支部設立大会設立大会開催

  岡山大学国際同窓会北京支部の設立大会が2013年9月27日夕、清華大学国際交流センターにおいて盛大に開催された。大会には母校からの貴賓、日本駐中国大使館官吏および北京地区で働く岡山大学留学生帰国者など60数名が出席した。

  大会は18:30正式に始まり、まず、司会者の梅紅、胡東彪両氏から来賓が紹介された。続いて、岡山大学国際同窓会会長の張紅教授が挨拶に立たれ、岡山大学国際同窓会北京支部の設立について祝辞を頂いた。挨拶の中では岡山大学への留学生数や出身国について言及され、留学生が常に増加傾向にあることは、母校岡山大学が世界一流大学に向かって邁進していることを示すものであると紹介された。更に、同窓生がこの国際プラットフォームを利用して、相互交流の活発化、会員数の増加、最新の成果発表などがなされることを希望すると結ばれた。
  その後、北京支部会長である清華大学の王釗教授が挨拶をされた。王会長はまず北京支部の組織・機構と各部門の責任者を紹介し、同時に支部設立の準備過程を振りかえり、今後の活動計画に対しても展望を述べられた。
  続いて、大きな拍手の中、母校の森田潔学長の挨拶があった。森田学長はまず岡山大学の歴史を紹介され、引き続き学長に就任されて以来の岡大の国際化構想を詳述され、また、世界各地の岡大国際同窓会支部設立の情況を披露された。最後に、学長は大きく発展した国際同窓会が岡山大学の知名度を上げる為に積極的に努力していただきたいとの希望を述べられた。

  続いて、日本大使館文化交流部門担当官吏轰涉氏が挨拶され、国際同窓会北京支部設立に対しての祝辞の他、今後の留学生の文化交流活動について絶大の協力を惜しまないとのお言葉を頂いた。
次に、同窓会を代表して、中国農業大学の高俊平教授が挨拶した。氏は日本政府の国費留学生として初めて岡山大学についた当時の情景を回顧し、日本語が全然分からない自分がどのようにして科学研究において価値高い留学博士号を取得したかという過程を簡単に述べたが、母校の先生方に対する感謝の気持ちが氏の言葉や表情に溢れていた。

  大会は19:00には最高潮に達し、王釗北京支部会長が北京で働く同窓生全体を代表し、母校に贈り物を贈呈し、森田学長が厳粛に受けられ、王釗会長と共に記念撮影をされた。贈呈品は母校には卒業生にすぐれた人物が多くいることを意味する金箔画で、非常に貴重なものである。
  大会は満場の拍手の中、ご来賓共々、会食の段階に入った。母校からのご来賓、公使館官吏と会員達は混合でテーブルに着き、食事をしながらの歓談が続き、教師と学生間または学生間の情にあふれた会場では、カメラのフラッシュ、耐えない笑い声などで、終始歓喜に満ちた雰囲気であった。
  3時間近くの会議は、いつの間にか過ぎ去り、午後9時に岡山大学の荒木勝副学長が閉めの挨拶をされた。氏は今回の大会設立が首尾良く完了したことに対する喜びの意を表され、今後、同窓生諸氏の仕事が順調であることを願い、また健康で、中日のために友好的な新しい貢献をしていただきたいと激励された。
  会議が終了後、全員は名残を惜しみながら手を振り別れた。

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