ニュース・イベント

岡山大学留学生同窓会上海支部設立大会

「岡山大学留学生同窓会上海支部設立大会」は、予定どおり2012年4月23日(月)上海市内のホテルで開催されました。荒木勝副学長、張紅留学生同窓会長など岡山大学関係者が来賓として参加しました。また、東京で会社を経営している同窓生も駆けつけました。

中国国内からは、北京、浙江、江蘇、吉林及び地元上海から多くの同胞が集まり、総勢50名余りの者が参加し、盛大な上海支部設立大会となりました。

大会では、地元政府所管の窓口を代表して、上海市人民政府僑務弁公室副主任の蔡建国氏から、「岡山大学は、堅実な学風を持つ日本で指折り数えるほどしかない名門大学であり、同大との交流や共同研究を振り返ると正に感無量である。」との祝辞が述べられました。

続いて、上海同窓会長の魏鈾原氏から「私たちの母校岡山大学は、海外からの留学生をも含む人材育成に多大な貢献をした。岡山大学では、言葉や文化の壁を乗り越え、専門知識だけでなく、日本文化、日本人の物の考え方など親切に指導いただき、『滴水の恩』という気持ちで、母校岡山大学の今後の持続的発展のために、しいては、中国と日本両国及び両国民の末長い友好のために貢献していきたい。」と、参集者各位の共鳴や涙を誘うような挨拶がありました。

次に、荒木副学長及び張留学生同窓会長から、「岡山大学は、現在、帰国留学生のネットワーク作りに力を注いでおり、世界各地(韓国、ベトナム、台湾、北京、大連、長春など)に支部を立ち上げようとしている。大学と世界及び地域の経済産業界の間を結ぶ大切なパイプ役を果たしていただくことを期待する。」との抱負が述べられました。

また、日本政府を代表して、日本国駐上海総領事館文化教育担当領事の角谷俊太郎氏、上海岡山県人会の代表者、吉林省岡山大学同窓会設立準備会代表者及び大阪大学留学生上海同窓会からの祝辞も披露されました。

目覚ましい発展を続ける上海は、日本に一番近い中国の大都市であり、岡山大学卒業生の最も集中している町です。本会は、そういう利便性を活用し、また、母校に設置されている同窓会本部、今後各地に設立される支部と連携を密に図り、今後は、「ますます魅力溢れる母校、岡山大学の発展に寄与したい。」という共通の思いで、同窓会組織の強化、会員の増加、同じ岡山大学卒業生としての一体感を高めていくための諸活動を展開していく予定です。

ページトップへ戻る