岡山大学国際同窓会華北支部の設立大会が2014年8月12日夕、内蒙古自治区フフホト市の賓悦大酒店において盛大に開催された。大会には母校からの貴賓および内モンゴル自治区で働く岡山大学留学生帰国者など約30名が出席した。
大会は18:30から正式に始まり、まず、司会者の杜富林から来賓が紹介された。
その後、華北支部会長である内モンゴル農業大学の双全教授が挨拶をされた。双全会長はまず華北支部の組織・機構と各部門の責任者を紹介し、同時に支部設立の準備過程を振りかえり、今後の活動計画に対しても展望を述べられた。
続いて、大きな拍手の中、母校の森田潔学長の挨拶があった。森田学長はまず岡山大学の歴史を紹介され、引き続き学長に就任されて以来の岡大の国際化構想を詳述され、また、世界各地の岡大国際同窓会支部設立の情況を披露された。最後に、学長は国際同窓会を大きく発展させ、岡山大学の知名度を上げる為に積極的に努力していただきたいとの希望を述べられた。
続いて、岡山大学国際同窓会会長の張紅教授が挨拶に立たれ、岡山大学国際同窓会華北支部の設立について祝辞を頂いた。挨拶の中では岡山大学への留学生人数や出身国について言及され、留学生が常に増加傾向にあることは、母校である岡山大学が世界一流大学に向かって邁進していることを示すものであると紹介された。更に、同窓生がこの国際プラットホームを利用して、相互交流の活発化、会員数の増加、最新の成果発表などがなされることを希望すると結ばれた。
次に、同窓会を代表して、内モンゴル農業大学の塔那教授が挨拶した。塔那教授は留学生として岡山大学での生活について当時の情景を回顧し、勉強、研究において価値の高い知識を身に受けることができたとの誇りを述べ、、母校の先生方に対する感謝の気持ちが彼女の言葉や表情に溢れていた。
大会は19:00に集合写真が撮影された。その後内モンゴル農業大学元副学長の王林和教授が内モンゴルで働く同窓生全体を代表し、乾杯音頭をされ、大会が最高潮に達した。
会は満場の拍手の中、ご来賓共々、会食の段階に入った。母校からのご来賓と会員達は混合でテーブルに着き、酒を酌み交わし食事をしながらの歓談が続き、教師と学生間または学生間の情に溢れた会場では、酒の酌み交わし、カメラのフラッシュ、耐えない笑い声などで、終始歓喜に満ちた雰囲気であった。
時間近くの会議は、いつの間にか過ぎ去り、21:00になると岡山大学国際同窓会会長の張紅教授が今回の大会設立が首尾良く完了したことに対する喜びの意を表され、今後、同窓生諸氏の仕事が順調であることを願い、また健康で、中日のために友好的な新しい貢献をしていただきたいと激励されながら会議を締め括った。